企業のグローバル化に伴い「英文レジュメ」は必須に

日本国内には外資系企業のオフィスが続々と開設され、同時に国内の企業は、海外への市場に視野を広げています。このような、企業のグローバル化によって、外国語を自由に話せるビジネスパーソンへの需要はかつてないほど高まっています。国際的に活躍できるプロフェッショナルを求める動きが活発になっているのです。

企業は、もはや日本国内だけにとどまらず、国際的な視野で社員の登用を行っています。また外資系企業の多くは、日本での求人においても本社の重役が直接あなたの履歴書を読むケースがあります。そのため、志願の際には英文履歴書(英文レジュメ)が要求されることも多いでしょう。こうしたことから、あなたの長所や能力を効果的に見せる英文履歴書を作り上げることが、とても重要なのです。


日本の履歴書とは違うということを理解しておく

まず知っておいていただきたいのが、英文履歴書は、日本語の履歴書とは異なるものだということです。日本の履歴書は書式が決まっていますが、英文履歴書には決まった書式というものはありません。英文履歴書でもっとも重要なのは、あなたのスキルや専門知識をもっとも効果的に見せる方法をみつけるということです。

それでは、英文履歴書を書くコツについて紹介していきましょう。


魅力的かつ読んでもらえる英文履歴書(英文レジュメ)作成のポイント

  1. レジュメは1ページから3ページにまとめるようにします。
  2. 標準的なフォント1種類(たとえばCentury, Times New Roman, Arial)、10~12ポイントを使います。
  3. 会社名やタイトルにBold 体やイタリック体などを使っても構いません。
  4. 読み手がメモを書き込めるように、十分な余白をとります。
  5. それぞれのセクションは、タイトルでわかりやすく分割します。できればセクションがページをまたがないようにし、ページの先頭に新しいセクションがくるようにします。
  6. スペリングのミスは厳禁です。

志望する仕事やポジションによって書く順番を変える

  1. 志望するポジションを念頭において、どんな能力やスキル、経験などが要求されているのかをよく考えます。
  2. あなたの経験やスキル、長所などについて、仕事に関連した視点でよく考えます。つまり、あなたの長所を効果的に見せて、なぜあなたがこの仕事にもっとも適している人物なのかを示すのです。
  3. どの長所がそのポジションに有利なのかを見極め、それを履歴書の最初に置きます。

英文レジュメ作成お役立ちツール集

  1. 英文レジュメ作成テンプレート
  2. 英文レジュメの作成見本(サンプル)
  3. 英文レジュメをより効果的に見せるアクションワード集 

英文レジュメ作成実践編

ヘッダー

  1. 名前はフルネームで記載します。フォントサイズは18~20ポイントぐらいと少し大きめにしましょう。
  2. 住所と電話番号など連絡先を明記します。
  3. 自分の名前が入ったメールアドレスを記載しましょう。

Section: Education(学歴)

  1. 最新の学歴から書きます。
  2. 学校名と所在地、入学と卒業の年月日を書きます。
  3. 取得した学位/卒業証書/証明書、研究分野を書きます。
  4. 大卒の場合には卒業した高校の情報は必要ありません。

※「学歴」のセクションは、大学院の学位を取得している場合には、レジュメの最初に書くケースが多いのですが、学士号より上の学位がない場合には、レジュメの最後のほうに書きます。

Section: Summary(サマリー)

  1. このセクションは「プロフェッショナル サマリー」など1つ1つセクションを分けることもできますし、「プロジェクト」「スキル」「資格取得」「仕事上の専門的知識」「業績」などをまとめて書くこともできます(上記の例参照)。
  2. ひと目で分かるよう、ポイントを絞って短い文章にまとめるよう心がけましょう。
  3. 役職や地位を明記したうえで、売上高や割合、金額、価値、時間など、数字を使ってわかりやすく説明します。
  4. 文章では「私」という表記は使用せず、行動を表す言葉(アクションワード)や説明的な言葉で始めるようにします。

※上記「学歴」で述べた通り、学位などを取得していない場合は「サマリー」がレジュメの最初のセクションとなります。

Section: Professional Experience(職歴)

  1. 複数の転職経験がある場合、最新(現在)の職歴から先に書きます。最初に就いた仕事は最後に書きます。
  2. 会社名と所在地、仕事に就いた年月と退職した年月を書きます。
  3. 役職や地位(ポジション)を書きます。
  4. 業績をリストアップし、実際にあなたが行った仕事内容を明記。その際、そのプロジェクトは果たした役割や貢献度、コストや売上収益などもできるかぎり書きます。
  5. 文章を「私」で始めるのは避けて、行動を表す言葉(アクションワード)や説明的な言葉で始めるようにします。
  6. 現在の仕事には現在形を用い、過去の仕事には過去形を用います。
  7. 同じ企業で2つ以上のポジションを経験した場合は、最近(現在)のポジションを最初に書きます。

Section: Skills, Qualifications, Certificates, Licenses, etc(スキル、資格取得、証明書、免許など)

  1. 関連するスキル、資格取得、証明書、免許などをすべてリストアップします。
  2. 必要に応じて習熟度レベルやスコアーを書きます。
  3. 必要に応じて資格を取得した日付などを書きます。

※志望するポジションに必要なスキルや資格取得、証明書、免許などがある場合には、「Section: Summary(サマリー)」に書きます。サマリーに記したものは、再度リストアップする必要はありません。

Other Sections to consider(その他)

  1. ボランティア経験
  2. 発表物・出版物
  3. 所属組織・団体
  4. 賞歴

フッター

  1. ページの最後に再び名前をフルネームでで記載します。又、フォントは8~10ポイントと小さめのサイズにします。
  2. 「Page 1 of 2」など総ページ数とページ番号を書きます。フォントは8~10ポイントが目安です。